2013年12月27日金曜日

■トランス脂肪酸、欧米で規制 取りすぎご用心

マーガリンや調理油、洋菓子などに含まれ心筋梗塞などの危険を高めるとされるトランス脂肪酸。
一部の国では使用量を制限しており、11月には米食品医薬品局(FDA)が使用を段階的に制限すると発表した。
日本人の平均摂取量は欧米ほどではないものの、どういった点に気をつけたらよいのだろうか。
トランス脂肪酸は不飽和脂肪酸と呼ばれる脂質の一種。
脂質自体は必要な栄養素だが、トランス脂肪酸は血液中の悪玉コレステロールを増やし善玉コレステロールを減らす作用がある。
動脈硬化による心筋梗塞などの危険性を高めるとされている。
牛や羊の胃などで自然にできるものもあるが、大半は植物油を高温にして臭いを取り除いたり、マーガリンなどの製造時に植物油に水素を加えたりする加工過程でできる。
このうちFDAが規制を強めようとしているのは、常温で固まりやすくした硬化油と呼ぶタイプだ。
FDAは硬化油を自由に使用できる食品添加物から外すべきだと判断。
米国民などから意見を聞いたうえで決める段取りだが、最終的に決定するとFDAの承認がなければ食品に添加できなくなる。
米国の調査によると、食事で摂取したエネルギー量に占めるトランス脂肪酸の割合が2.8%に達する人は、1.3%の人に比べて心筋梗塞のリスクが1.3倍に高まるという。
トランス脂肪酸と同様に悪玉コレステロールを増やす飽和脂肪酸と比べても、悪玉の増大ペースが高い。
ただ、動物が作る天然のトランス脂肪酸はリスクを高めないことも分かってきた。
■日本では使用減る
デンマークやスイスなどは油脂100グラムに含まれるトランス脂肪酸を2グラム未満にする規制を実施している。
米国などでは含有量の表示を義務づけている。
日本にはトランス脂肪酸に関する使用規制は特にないが、厚生労働省の食事摂取基準で油脂のまとめ役を務めた昭和女子大学の江崎治教授は「自然にはほとんど存在せず、使わないにこしたことはない」と指摘する。
一方、日本のトランス脂肪酸の摂取量は欧米に比べて少ない。
06年度の食品安全委員会の推計では、日本人の平均的な摂取量は1日0.7グラムで総エネルギー量の0.3%。
米国の2.6%に比べて少なく、世界保健機関(WHO)が目標としている1%未満の基準も下回る。

2013年11月9日土曜日

■不足すると心の不調も ビタミンCの最新知識

日本経済新聞
最近、生命科学の進歩により体内のビタミンCの働きについて新しいことが次々と分かってきた。
健康づくりに欠かせないビタミンCを効果的に補給する方法は何か、専門家の話を聞いた。
ビタミンCは90年以上前に、かんきつ類に含まれる、壊血病を予防する成分として発見された。しかし、体内におけるビタミンCの機能や、どれぐらい摂取することが必要かなど基礎的なことは長い間分からないことが多かった。
その理由について東京都健康長寿医療センター研究所の研究副部長、石神昭人さんは「ビタミンCを体内で合成できず、食事でとらなければならない動物はヒト以外ではサルの仲間などごくわずかで、動物実験が難しかったため」と説明する。
■肺の病気に効果
石神さんは、2002年にビタミンCを作ることのできないマウスを開発。
それをきっかけに世界の研究が進んだ。
例えば、ビタミンCは体内で血管、皮膚、骨などをつくるのに欠かせないコラーゲンの合成に必要なほか、よく体内に生じた“サビ”とも表現される活性酸素の除去にも重要な役割を果たしている。
そのため、不足すると肌の老化が進んだり、生活習慣病を悪化させたりするなど、さまざまな加齢変化を促進することも分かってきた。
こうした加齢性疾患に対するビタミンCの効果を確かめるための臨床研究もはじめられている。
ビタミンCと心の関係に関する研究成果もある。
ビタミンCは私たちが興奮したときに分泌される神経伝達物質であるアドレナリンの合成にも欠かせない。
ビタミンCが欠乏すると、抑うつ症状などがみられることなどが知られてきた。
そして、今年9月に発表された最新成果は、石神さんが順天堂大学と共同で取り組んだマウスにおける慢性閉塞性肺疾患(COPD)の予防と治療効果だ。
COPDは喫煙者などに多くみられる肺の病気で、肺の内部で酸素を取り込む肺胞の細胞が加齢とともに少しずつ破壊されていく病気。
実験では、ビタミンC不足の状態で育てたマウスは喫煙によりCOPDが進行し肺気腫などを起こすが、ビタミンCを十分与えると予防できた。
また肺気腫はビタミンC不足では喫煙を止めても治らなかったが、十分に与えた場合には改善した。
日本経済新聞社の記事より
■参照
( 2013年6月26日 当ブログ 
アスコルビン酸 ビタミンCの大切な作用 ) 

2013年11月8日金曜日

■トランス脂肪酸、米で全面禁止へ

 【ワシントン=米食品医薬品局(FDA)は7日、ファストフードやお菓子などに多く含まれ、とりすぎると動脈硬化などの原因になるとされるトランス脂肪酸の使用を全面的に禁止する方針を固めた。
今後60日間で国民から意見を募り、開始時期などを含めた規制の詳細を決める。
トランス脂肪酸は、植物油を加工してつくるマーガリンや、お菓子や揚げ物油として使われるショートニングに多く含まれる。
米国では2006年から、加工食品に含有量の表示が義務づけられており、ニューヨーク市など一部自治体では、独自に使用を規制してきた。
朝日新聞社の記事より

2013年10月14日月曜日

■老化物質AGE(エー・ジー・イー)(終末糖化産物)とは

最近の研究から、全身のさまざまな老化にかかわる物質がわかってきた。
それは、体内で茶色の物質に変化する。
それが、老化物質と言われる「AGE」。
お肌や、骨、目、血管など、全身のあちこちに沈殿してゆくのです。
AGEがたまると、骨や血管がもろくなったり、皮膚の弾力性の低下や、白内障など。
につながると考えられています。
すなわち、老化現象を促進させることになるわけです。
老化物質AGEの原因成分は、パンやお肉など焼くと、コンガリとキツネ色に変色す
る食品群。
焼くと茶色に変化することを「メイラード反応」と言います。
「たんぱく質」+「糖」=茶色くなるという反応です。
「おいしさの方程式」が、実は、人の老化の方程式」でもあったのです。
体内に入ってこれら「タンパク質」の成分は、時間をかけて糖化し、やがてAGEへ
と変化して行きます。
体内でできるAGEの量は、「血糖値×持続時間」で表すことができます。
血糖値が高いほど、体の中で糖とタンパク質が結びついて多くのAGEが発生します。
そして糖にさらされる時間が5年、10年と長くなればなるほどAGEは溜まり続けるのです。
AGE=Advanced Glycation End-products(終末糖化産物)。
「糖化」の影響を受けやすいのが、コラーゲンなど代謝の遅いたんぱく質です。
コラーゲンという物質は、細胞の土台となる成分です。
体中の細胞の間を埋めているコラーゲンが糖化され
このコラーゲンが茶色く劣化してしまうことによって、全身の体の老化につながるの
です。
◆「AGE」を増やしてしまう調理法?!
ほぼ全ての食材に含まれているというAGE。
実は同じ食べ物でも調理法によってAGEの量が大きく変わるという。
では、どんな調理法がAGEの量を増やしてしまうのか?
◆楽々できる!身体を若く保つ方法!
AGE年齢が高い女性に協力してもらい実験開始!
食事の食べる順番、食後の運動…など、AGE年齢を簡単に下げる方法を検証!
AGEを溜めず身体を若く保つ方法とは!
食後血糖値を、2時間で下げる。
糖化を予防する簡単な方法。
食事の際、先に野菜を食べることがこつ。
食物繊維を先に食べることで腸での糖の吸収がゆっくり行われる。
血糖値が急に上がることを防ぎ糖化を予防することが出来る。
先に野菜を食べることによって糖化予防となり、ひいては老化予防になる。
詳細は、( AGE測定推進協会 )を検索

2013年10月2日水曜日

■危険なこむら返りの見分け方と動脈硬化

こむら返りを良く起こす・歩くと脚が痛くなるなどの症状
◎閉塞性動脈硬化症(へいそくせい)の疑いあり
専門外来⇒循環器科
近年、血圧測定で、動脈硬化の予測がつきやすい血圧測定を、循環器外来で行われるようになった。
循環器外来において、手と足の動脈を同時に測定し、手足の血圧を特殊な方法で計算する検査法が進められている。
計算式及び、血圧計は、特殊なので、自宅では測定出来ない。
動脈硬化は、どの血管でも起こりえる。
血液検査で現れないのが、小さなコレステロール(スモールデンスコレステロール)
中性脂肪の基準値が高くストレス・喫煙される方は、注意が必要。
スモールデンスコレステロールは、血管壁に入りやすく、動脈硬化を起こしやすいが、
検査会社の選択が必要となる。
通常の血液検査では、スモールデンスコレステロールは、測定出来ない。
どこでも検査対象になる訳ではない。
足の太い血管が動脈硬化を起こして詰まってしまい血流が悪くなる病気
足の切断にまで至る可能性がある
■閉塞性動脈硬化症を簡単に見分ける方法は…
1.足の甲と爪の色に血の気が有るか確認する。
2.2,30秒~1分間、足首をグルグルと動かす
3.両足を支えてもらうか、壁に掛けるかして足を上に挙げる
4.再度、両足の色を確認します。片方だけ白くなっていた場合は
閉塞性動脈硬化症の疑いが有ります。血の気が無くなり、白っぽい足となる。
◎動脈硬化は、全身の血管で起こりますので、脳梗塞や心筋梗塞になる可 能性もあります頚動脈は、動脈硬化の初期(プラーク)が形成しやす いので、頚動脈エコー(循環器科)の検査もおすすめです。
スモールデンスLDL(超悪玉コレステロールは、血液検査には、現れません)知らず知らず、動脈硬化を起こします。
■足の閉塞性動脈硬化症の治療法
『1分歩いて3分休む』を10回繰り返す
1週間に3回程度続けると新しい血管ができて血流が改善する
閉塞性動脈硬化症の8~9割の方は上記の方法で症状が改善する
ただ、重症の方は手術などが必要 となります。
予防に心がけましょう。

2013年9月1日日曜日

緑内障・加齢黄斑変性の自己診断 テレビ・方眼紙を利用し早期発見が大切!

加齢黄斑変性については、iPS細胞による臨床治験は、これから、7名の対象者を選択し、
まだ、10年かかります。
早期発見で、治る病気です。眼科で診てもらいましょう。
70歳以上の高齢者では、10人に1人と言う報告もあり珍しくない病気です。
早期発見で、進行を止める事が可能です。
下記のテストで、自覚されたら、すぐ眼科での専門検査が必要です。
それでは、さっそくテレビを使った緑内障の自己診断(チェック)方法を紹介していきましょう。
家にあるテレビを利用して、簡単にチェックすることができます。
眼科でのフリッカーテストが自宅でも出来る方法です。
まず、テレビをノイズ画面にします。要するに、このザーザーいっているノイズ画面が必要なわけです。
そのノイズ画面の真ん中に直径5mmくらいの印をつけましょう。シールを貼っても、水性ペンで書いてもOKです。色は何でも構いませんよ。
次にテレビから30cmくらい離れて、つけた印を3~4秒片目で見つめてください。
片目ずつテストします。キョロキョロせずに、一点を見つめることがポイントです。
そのときテレビ画面の点滅模様がゆがんで見えたり、止まったり、暗く見えたりしませんか?
また、部分的に欠けたり、にじんでいたり、まわりと違うように見える部分があるときは緑内障が疑われます。
実は、上記で紹介したチェック方法は東京医大眼科教授の白土城照氏が考案したものなのです。
白土城照氏は緑内障の第一人者で名医といわれています。
★中心が、見えない場合、加齢黄斑変性が疑われます。
テレビ画面ではなく、方眼紙を利用します。直剪が歪んだり中心が見えない場合、加齢黄斑変性が疑われます。進行する網膜の病気ですので、早期に眼科受信が必要です。
日本人には、余り多くない病気ですが、視力が極端に落ちるので、早期発見、適切な診断が必要となります。

2013年8月31日土曜日

■無煙たばこ・「害が少ない」は誤解、約30種類の発がん物質も…学術会議が緊急提言

日本学術会議の分科会が30日、使用者が増えつつある無煙たばこに関し、「害が少ない」といった誤解の解消など、健康被害を防ぐための緊急提言を発表した。
提言をまとめたのは、脱タバコ社会の実現分科会(委員長、矢野栄二・帝京大教授)。
無煙たばこは「かみたばこ」「かぎたばこ」などがあり、国内では最近、たばこの入った小さな袋を口の中にふくんで使うタイプの製品が販売された。
使っていることが外見から分からないため、未成年者に広がる恐れもあるという。
提言によると、無煙たばこは約30種類の発がん物質を含み、口腔(こうくう)がん、食道がん、膵臓(すいぞう)がんの原因となる可能性がある。
紙巻きたばこと同様にニコチン依存を招き、心臓病などの危険性も高まる。
禁煙や分煙の取り組みが広がり、需要が高まっているが、海外では、欧州連合などが口に含んで使う無煙たばこを禁止している。
矢野委員長は「未成年者が授業中も使えてしまう」と指摘。教育機関、医療機関、行政などの関係者が、無煙たばこの危険性を呼びかけるよう求めた。
毎日新聞社の記事より